クレジットカードの平均利用額2015年
JCBにより、2015年度のクレジットカードの調査が行われました。
その結果が2016年2月22日に発表されています。
ここでは、ポイントを絞って内容を見ていきたいと思います。
データは『クレジットカードに関する総合調査 2015年版 調査結果レポート』(株式会社ジェーシービー)より。
クレジットカード保有率、平均所持枚数と携帯枚数
クレジットカードの保有率は84.0%と、かなり多くの人が保有していることが窺えます。調査は20代から60代の男女のため、子供などは含まれません。
ただ、年々下落傾向にあり、2011年の88.1%から4%以上も落ちていることになります。
クレジットカードの平均所持枚数は3.2枚、平均携帯枚数は2.0枚とのこと。
携帯枚数は、持ち歩くクレジットカードのことを指します。
使っているクレジットカードは、入会金や年会費が安いこと、また、ポイントやマイルが溜めやすいカードが良く使われています。
前年度は3枚持っている人が多かったものの、最近では2枚の人が増えているようです。
保有枚数2枚が23.7%、1枚が23.4%、3枚が20.8%とデータに出ています。
生活費にクレジットカードの占める割合
生活費にクレジットカードの占める割合は29.6%とのこと。
利用場所は、「オンラインショッピング」が35.8%、「携帯電話料金」が28.9%、「スーパーマーケット」が24.5%。
また「コンビニエンスストア」も11.9%と徐々に数字を上げてきています。
電子マネーの保有率と利用率
クレジットカードと並んで利用される電子マネーですが、こちらの保有率は79.9%と高くなっています。
なお、利用率は65.9%と、持ってはいるものの、使っていないという人もいます。
利用場所は、「鉄道・地下鉄・バス」が46.6%、「コンビニエンスストア」44.0%、「スーパーマーケット」27.0%となっています。
コンビニやスーパーなどでは、クレジットカードと似たような使われ方もしていることが窺えます。
デビットカードの保有率と利用率
最近話題のデビットカードですが、こちらは保有率は12.8%、利用率は6.0%です。
保有している割合が多いように感じますが、金融機関のキャッシュカードに機能が付いているから、という人も多くいます。