クレジットカードの住所変更をしないことによる影響

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クレジットカードを入手する際には、書類に必要事項として住所氏名電話番号などを記入します。

その後、引越しなどをする際には住所等の変更手続きを行う必要がありますが、この変更手続きを行わなかったことにより、犯罪に巻き込まれるケースがあります。

住所変更をしなかったために、期限更新のために送られてきた新しいクレジットカードが、昔の住所に届くことがあります。

本来であれば、昔の住所に送られたものは、今現在住んでいる人が受け取りを拒否するはずですが、それをそのまま受け取り、悪用することがあります。

そうすると、受け取った人は、手元に名前とクレジットカード番号、有効期限が書かれたカードを手元に持つということになり、それを不正に利用することも可能になります。

このようなことがないためにも、引越し等で住所変更をする際には、必ずクレジットカード会社に住所変更の手続きをするようにしましょう。

今ではネット経由で書類の受け取りや住所変更ができるところもあります。

以下、事件化した記事です。

『他人のカードで禁断「爆買い」…支援学校講師がテレビやミシンを

他人名義のクレジットカードをだまし取り、テレビなどを購入したとして、大阪府警港署は8月26日、詐欺容疑で大阪市港区に住む府立交野支援学校常勤講師の容疑者(29)を逮捕したと発表した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は、平成26年11月下旬、自宅マンションに以前住んでいた女性名義のクレジットカードが届けられ、そのまま受け取ったうえ、12月中旬~平成27年4月下旬、大阪市内の家電量販店などで、このカードを使って液晶テレビと電動ミシン(計約4万9千円相当)を購入したとしている。

容疑者は他にも服や食料品などを購入していたといい、被害額は計約26万9千円に上るとみられる。カードの不正使用に気づいた女性が5月末、府警に被害を相談していた。』(産経WEST 2015年8月26日掲載) 

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