クレジットカードの使い方
まだ一度も使ったことが無い人でしたら、当然クレジットカードをどのように使っていいのかわからないこともあるかと思います。
ここでは、場所や状況に応じた対応方法を紹介します。
お店で使う時だけでなく、届いたらどうするべきかも紹介します。
なお、ここに記載した以外の使い方もあるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
クレジットカードが手元に届いたらサインを書く
クレジットカードが手元に届いたら、クレジットカードの裏面のサインを記入する場所にサインを書きます。
テープのようなものが貼られている位置がサインを書く場所です。
油性ペンなど、消えない筆記具で記入しましょう。
書くサインは、自分の名前となります。漢字でもひらがなでも、英語でもかまいません。崩して書いてもかまいません。
ただ、そのサインを今後使い続けることになるため、一番書きやすいものにしておきましょう。筆跡なども確認対象となるため、無理にきれいに書こうとせず、気楽に書くことをお薦めします。
サインさえ書けば、後は普通に使用が可能になります。
店頭でクレジットカードを使用する
まず、店頭では、クレジットカードが使用できるかどうかを確認します。
クレジットカードが使える場合は、レジの近くなどにクレジットカード会社のマークなどが並んだプレートのようなものを置いてありますので、その看板で確認ができます。
そのプレートには、使用可能なクレジットカード会社が一覧で表示されています。たいていは「VISA」や「JCB」などといった、クレジットカードのブランドが載っているかと思いますので、そうしたカードを持っていれば、使用可能と思っていいでしょう。
※VISAのブランドマーク例
まれに、特定のカードが使用できないところもあります。その際は、現金で支払うことになります。
レジで買い物をするときにカードを出します。
支払い回数を聞いてきますので、希望の支払い回数を伝えます。
例としては、1回払い、ボーナス払いなどです。詳細は『クレジットカードの支払方法』にて。お店によっては1回払い固定のこともあります。
その後、会計が進み、サイン等をする必要があるかもしれません。
サイン等への対応は下記になります。
サインが必要な場合
サインが必要な場合は、指定された場所にサインを書きます。たいてい、ここにサインをお願いします、などと説明してくれるため、記入する場所はわかるかと思います。
基本は大きな空白の場所になります。
サインをする前には、支払額を確認する必要があります。しっかりと、今回の買い物等の額と、クレジットカードの請求額が一致しているかを確認しましょう。
また、払い方のチェックも行います。
一括払いなら、一括払い扱いになっているのかどうか、分割なら分割など、しっかりと確認しましょう。
これらの確認は、たいていサインする一枚のレシート状のようなものに表示されていますので、指差し確認のように2つのポイントをしっかり確認し、それからサインする習慣をつけましょう。
よく、額を確認せずにサインをしたりするのが格好いいかのようなことを思う人もいますが、あまり好ましい考えとはいえません。
最後にクレジットカード明細を渡されますので、捨てるにしてもその場で捨てずに持って帰りましょう。
暗証番号入力が必要な場合
一部の店舗では、暗証番号の入力を求められることがあります。
暗証番号は、クレジットカードを作成したときに記入した数字4桁になります。
数字を入力する端末を渡されますので、あまり人に見えないように体で端末をふさぐような形で数字を入力しましょう。
最後に入力完了ボタンを押す必要がある場合もあります。
もし、暗証番号を忘れてしまってわからない、という場合は、サインでお願いします、といえば、サインで対応してもらえます。
後は他の時と同じく、クレジットカード明細をもらい終了です。
サインや暗証番号が不要な場合
お店によっては、サインが不要な場合もあります。
サインが不要となる状況としては、スーパーなどの食品レジや、安い買い物をする場合、一部のクレジットカードが使用可能なコンビニなどです。
その場合は、レジでクレジットカードを出すだけです。
一括払いにするかどうかを聞かれることもありますが、聞かれないこともあります。聞かれない場合は、一括払いで支払うこと前提となります。
この手の場所で分割払いをする人は皆無ですので、支払方法を聞かれたときには、一括払いで支払いましょう。
クレジットカード明細は出ないことが多いので、普通にレシートをもらいましょう。
サインや暗証番号が不要なお店であっても、支払い金額が多い場合は、サインの記入や暗証番号の入力を求められることもあります。
インターネット上などでの使用
インターネット上でクレジットカードを記入する機会が増えています。使用方法はオンラインショップやサービスなどの会社によって異なることもありますが、大まかな方法をここでは紹介します。
カードのブランドを選ぶ
VISAやJCBなどのブランド選択画面が表示されることがあるかと思います。自分のカードのブランドを選択しましょう。
たいてい、カードの前面にブランドのマークが書かれています。
※VISAのブランドマーク例
カード番号を入力
ブランド選択後は、カード番号を入力します。4桁を4つ、合計16桁分を入力します。
たいていはハイフン「-」などは不要で、数字をそのまま16桁つなげて入力するか、4桁ごとにマスが分かれている場合が大半です。
入力し間違えないようにしっかりと確認しながら数字を打っていきましょう。
※カード番号例
名前を入力する
名前を入力します。この名前は、クレジットカードに書かれている名前です。ローマ字での入力になります。
たとえば、「大熊」という名前があった場合、クレジットカード会社によっては、これを「ookuma」と書いたり「ohkuma」と書いたりします。
こうした違いも発生するため、自らが普段使っているローマ字の書き方でなく、クレジットカードに記入されている書き方を把握しておきましょう。
たいていは一マスに書くようになりますので、名前と苗字の間にスペースを開け、クレジットカードに書いてあるように半角文字で記入していきましょう。
※名前は記載通りに記入
有効期限を入力する
有効期限の入力スペースもありますので、入力します。
クレジットカードに書いてある有効期限を入力しましょう。
たいてい「月/年」という書き方になっています。
「04/15」でしたら、2015年4月までが有効期限となります。
※有効期限。月(MONTH)と年(YEAR)の位置の間違いに注意。
セキュリティコードの入力
あまり一般的ではありませんが、時々セキュリティコードを記入する必要があります。
これは、クレジットカード番号16桁のほかに、カードに記入されている3桁、もしくは4桁の数字です。たいていは、カードの裏面のカード番号の側などに記入されています。
暗証番号とはまた別になりますので、間違えないようにしましょう。