クレジットカードを安全に使うには

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クレジットカードを安全に使うための心構えや具体的にしない方が良いことなどを中心に紹介しています。

一括払いが原則

クレジットカードで物を買うときは、基本は一括払いが原則としてお考えください。

分割払いやボーナス払いが選択できたとしても、基本は一括払いで払うことをお奨めします。

もちろん、お金が無いのであれば、他の手段も検討しなければいけませんが、その場合は買わないことです。

分割払いなどを利用したために、クレジットカードで失敗するという例が多々ありますので、この原則は守るようにしましょう。

ボーナス払いもしない方向で

ボーナス払いでの支払いが可能なことがあります。このボーナス払いとは、一般的にボーナスが支給される時期に引き落としがあるという意味です。

6月7月の夏のボーナスや、11月12月の冬のボーナスの時期に支払いを遅らせることが可能です。

たいていボーナス払いの場合、利子がかかりませんので、積極的にこのボーナス払いを利用している人もいるでしょう。

ですが、やはり原則は一括払いにすることをお奨めします。

なぜなら、ボーナスは必ず出るものではないからです。

もし、ボーナスが出ない、もしくは予想していた額より少ない場合、一気に支払いが滞る可能性があります。

このようなことがならないように、ボーナスを当てにするのではなく、ボーナスが出た後の数ヶ月を、そのボーナスを元にして、買い物等をするようにしましょう。

手元にお金があれば、支払いが滞ることはありませんので、基本は手元資金として置いておき、毎月一括払いを利用することをお奨めします。

キャッシングをしない

キャッシングとは何かというと、借金と同じと思っていただいてかまいません。本来の意味は、小口の現金をATMなどから借りられるというものですが、言ってしまえば借金です。

当然、利子はつきますので、借りている期間が長ければ長いほど、支払う利子は増えます。

気楽に現金が借りられるということで、利用してしまう人もいるかと思いますが、これも原則使わないようにしましょう。

もし、使ってしまったら、即座に返済するようにしましょう。

銀行に預けてある分から一定額を引いた額しか使用しない

クレジットカード会社に払うお金は、銀行などからの引き落としであることが大半です。では、その銀行などにはいったいいくら入れておけばよいのでしょうか。

よく、クレジットカード会社に支払う分のみ入れておけばよいと思う人がいますが、それですといざというときに支払い不能になることがあります。

なぜなら、多くの人は、同じ口座に電気やガス、水道、保険料、新聞代などの引き落としよう口座としても設定していることがあるからです。

これらの別の支払いを考えずに、単にクレジットカードの支払い分だけ入れておくと、場合によっては別の支払いで引かれた後の額が、支払額に達していないなどということにもなりかねません。

常に余分を口座に入れておくことをお奨めします。

また、できれば給料等の振込口座と引き落とし口座を一緒にしておけば、忙しくて銀行にいけなくて困るなどということもありません。あまり口座を分けずに、一つにまとめておくようにしましょう。

利用限度額を下げておく

クレジットカードの利用限度額は、クレジットカード会社が決めますが、この額を引き下げることも可能です。

もし、利用限度額が多すぎると思った場合は、引き下げましょう。

方法としてはインターネットで引き下げ申請が出来る場合もありますし、電話で引き下げを行うこともできます。

一番低い金額として10万円が目安となっています。これ以下には出来ないこともあります。

利用限度額が低ければ、不正利用等された際にも被害は少なく済みますし、なにより無駄な買い物をしなくて済むという面でも安心できます。

詳しくは『クレジットカードの利用限度額』にて。

信頼のおけないお店では使わない

信頼のおけないお店ではクレジットカードを使わずに、現金で支払うようにしましょう。

もしくは、利用限度額の低い別のカードを用意し、そちらで支払うのも有効です。

信頼のおけないお店では、スキミングなどを行ったり、高額の請求をしてくる可能性もあります。こうした対策に、利用限度額の低いカードを使うことをお薦めします。

信頼のない通販サイトでは使わない

信頼のないお店と同じではありますが、インターネット上の通販サイトでも信頼のおけないところでは利用を控えましょう。

そもそも、そうしたところで無理に買い物をしなければならない状況には陥らないかと思います。

比較的有名で多くの人が利用している通販サイトを利用するようにしましょう。

また、インターネットを利用したサービスでは、どうしても個人情報漏洩の可能性が出てきます。

そのため、利用するクレジットカードは利用限度額の低いカードを別途用意するなど、対策をするのもよいでしょう。

紛失に注意する

クレジットカードそのものを落とすなどして紛失することにも注意が必要です。紛失の恐れとして次の傾向が挙げられます。

  • 外で酔っぱらって紛失する
  • 外で寝てしまって紛失する(電車内等)
  • ETC対応クレジットカードを車内に置き忘れて車上荒らしにあう
  • ゴルフ場などでロッカーにクレジットカードを入れて抜き取られる
  • 財布そのものを取られる

他にもいろいろとあるかと思います。

各自、紛失にはくれぐれも注意しましょう。

特に酔っぱらいや寝てしまうなどは日々の生活態度によって防げることですので、日頃の行動から見直して対応することが重要です。

定期的に利用明細を確認する

毎月郵送で送られてくるか、もしくはインターネット上のサービスで閲覧ができる利用明細は、必ず確認するようにしましょう。

利用明細を確認し、自らで使っていない取引に関してはカード会社に連絡して確認してもらいましょう。

もし、それが不正利用であるならば、カードの再発行手続きなどを行う必要があります。

定期的に確認しないと不正利用の有無がわからず、本来であれば保険で自らの出費はしなくてもすんだものであっても、不正利用分の支払いも行わなければならない事態になります。

出来れば最低でも毎月1回確認しましょう。

サインを工夫する

サインを人に真似しにくい物にしておきましょう。

ただ、不正利用される際にはサイン以外の問題も関与しているため、サインのみで対策ができるわけではありません。

それでも、サインが真似されやすいものであったために、不正利用されても過失扱いとなり、自らで負担が生じるなどのトラブルは防げます。

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